近年のリフォームブームにより、中古物件をリフォームして住む方法を検討されている方が増えています。新築物件よりも予算を抑えることができ、自分の好きな家づくりができるという魅力がありますが、満足できるマイホームを手に入れるためにはいくつか注意点があります。
下記に中古物件を購入する際のメリットとデメリット、中古物件購入からリフォームの流れを記載していますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
中古物件を購入後にリフォームするメリットのひとつは、自分好みの住空間をつくれることです。
中古物件は管理規約自体がないため、間取りを変更するような大規模なリフォームも望めます。
いわゆる古民家と呼ばれる築年数が古い中古物件でも、外観はそのままで内装や設備を最新のものに取り替えることも可能です。
※中古マンションは中古物件に比べ、管理規約の制限を受けやすく、リフォームを検討していても、制限により希望通りにいかない場合があります。
新築物件の価格は、中古物件に比べて基本的に高いです。
住宅は、築年数に応じて価値が下がるのが一般的で、新築でも、誰かが1日でも住むと10%程度の価値が下がるといわれています。
中古物件は新築物件に比べてリーズナブルな価格で購入できるため、その分をリフォーム費用に費やすことが可能です。
新築物件の場合、完成予定の段階で販売が開始されることも少なくありません。一方で、中古物件はすでに完成しており、周辺環境だけでなく物件自体を確認することが可能です。
物件種別に関わらず、住宅は実際に住んでみないとわからないこともあります。(周辺の騒音状況や日当たり等)中古物件は周辺環境や物件自体を事前に確認できるため、入居した後のイメージがしやすくなります。
また、物件を確認した状況によってリフォームしたい場所や間取りなど、希望条件を整理することも可能です。
住人がすでに退去した後の中古物件は、購入した後は買い手の好きなタイミングで入居可能です。しかし、中古住宅をリフォームする場合、リフォーム工事が済むまで住める状態ではないため、購入してから入居までに時間がかかります。
※リフォーム工事の内容により、リフォーム工事を行いながらでもリフォーム中の住宅で生活することが可能です
中古物件を購入する場合、新築物件を購入する場合に比べ、住宅ローンの審査が厳しい傾向にあります。(中古物件は新築物件に比べ建物自体の価値が低く、担保力が弱いため)住宅ローンの審査では勤続年数や年齢・年収などの他に建物の担保力も重視されます。 ※担保力が弱いと、返済が困難になって売却しても回収できないリスクがあるため)
住宅ローンの審査に通らなかった場合、他の選択肢としてリフォームローンを利用する方法もあります。ただし、リフォームローンは住宅ローンに比べて金利が高めの傾向があるため検討には注意が必要です。
中古物件といっても築年数はさまざまであり、築年数が古いほど劣化や不具合が起きている部分が多いです。内装や外装などの目で見える範囲は、専門知識がなくても十分に確認可能です。しかし、中古物件を購入する際には、目で見えない部分まで確認しておくことも大切です。また、築年数が古い中古住宅では新耐震基準を満たしておらず、補強工事が必要になることもあります。
基礎部分の状態により、追加費用の発生やリフォーム内容が制限される可能性も少なくありません。
中古物件を購入してリフォームする場合、物件の購入費+リフォーム費がかかります。しかし、物件の状況により他にも費用がかかる可能性があるので注意しましょう。(耐震補強工事や住宅のメンテナンス費等)
1.物件探し
中古マンション・一戸建て等の物件探しは、検索サイトを使用して自分で行うだけではなく、仲介会社に頼むことも可能です。近年では、物件購入とリフォームの両方をサポートする仲介会社も多くあり、リフォームにかかる費用も合わせた資金計画を相談できます。
2.現地確認
物件の現地確認をし、リフォームの計画を立てます。中古物件は、まだ売主が住んでいる物件もあります。現地見学は仲介会社への予約が必要であり、見学時には、日当たりや水まわりの使いやすさ、また、自分の希望している間取りにリフォームしやすいかチェックすることが大切です。わからない点・気になる点については、仲介会社のスタッフに相談いただければ売主に確認してくれます。
※物件探しとリフォームは同じ会社で行うのがベストです
物件探しとリフォームの窓口を同じにすることで物件探し・資金計画・リフォームという3つの工程をひとつの会社で同時に進めることが可能です。(ワンストップサービスと呼ばれています)中古物件を購入してリフォームしてみたいけれど、何をしたらいいかわからず自信がないという方は、窓口を全て同じ会社にする方法がおすすめです。
3.資金計画(リフォームのプラン・見積もり)
マイホーム探しは、資金計画が何より重要です。物件購入+リフォームを検討しているのであれば、どれくらいの家を買ってどれくらいのリフォームが可能かを自分で計画を立てるのは困難ではないでしょうか?そのような時は、不動産会社に行くことをおすすめします。リフォーム会社は、あくまで物件購入後、リフォームの予算に合わせて工事を行います。一方、不動産会社は家を売るエキスパートです。住宅ローンや物件+リフォームでの資金計画の相談にもしっかりのってくれます。
4.売買契約・決済・引き渡し
リフォームは物件の引き渡し以降でないと行えません。売買契約・決済・引き渡しが完了後、リフォームへと進みます。
5.リフォーム工事請負契約・着工
リフォームの契約を結び、住宅の設備などの詳細を打ち合わせしながら、リフォームの着工に入ります。
6.工事完了・引き渡し
残代金決済後、物件の所有者となり、新居へ引っ越しです。
中古住宅市場でもっとも人気が有る物件は業者がリフォーム施工を行い売出している中古住宅です。室内は新築にほぼ近くなっていて、きれいで、また手直しや修繕を行わなくても良い上に新築住宅に比べて買い求めやすいお手頃価格の1500万円~2000万円のリフォーム住宅は比較的すぐに売却されております。
なぜならリフォームされた物件の需要は多いのですが供給がまだまだ少ないからです。理由は、中古住宅の売主様はリフォーム再販業者に中古住宅を買取りしてもらうよりもそのままの状態で売却した方が高く売却出来る可能性が高いため、不動産会社の仲介での販売で売主様が一般のかた方という中古住宅が多いのが現状だからです。
リフォーム住宅をお探しの方などはリフォーム中古住宅が売りに出るのを待っているのではなく、割安な中古住宅を購入し、自身のライフスタイルに合った住まいにリフォーム・リノベーション施工を行い快適な住まいを自身で作っていくことも一つの方法として検討されてはいかがでしょうか。
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